語彙力を鍛えるには 小説家を目指す
日常で喋るのは問題ないのに、書くとなると語彙が貧困で上手く言いたいことが表現できなくて稚拙な文章になってしまう・・・といった経験は誰しもあると思います。
語彙力訓練法
語彙力というのはその小説家の表現の幅を広げます。でも文章に触れてこなかった人ほど、この語彙力が貧困になりがちです。
まずいくら本を読んで文章に触れたとしても「使わなければ」語彙力は増えていきません。
また語彙力が増えた所で適切な語彙を脳みそから抽出して、言葉として紡いでいく能力にかけていたら宝の持ち腐れというやつです。
私が悩んでいたのはここですね。
辞書や新聞をひたすら読んで、わからない単語・うまく説明できない単語があったらひたすら読んでメモってました。
ところがいざ小説にしようとしたら中々うまくいかないんですね^^
全然繋がってくれない。言葉を繋いで表現する能力が足りなかったのです。
書いて言葉を手足とする
この能力を養うにはやはりひたすら書くしかありません。英語はテストの点数をとれるだけでは英会話が出来る様にならないのと同じで、ただ語彙を知っているだけでは意味がないのです。
単語は自分の手足みたいなものです。自由に動かすようにできて初めて色々なことが出来る様になります。
あとは表現力が豊富な作家の作品を読むことですね。三島由紀夫さんとか石川敦さんとか。
いきなり難しい小説に抵抗があるのならライトノベルからでも構いません。
本は最初から汚すつもりで使いましょう。私は勉強の為に、本に対して線引いたり折り目つけたりしまくってたので好きな作家の本ほど汚いです。
別にコレクションじゃないから構わないのです。読めればOK。
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