小説家と漫画家の両立は可能か考えてみた
小説家と漫画家の2択で将来を悩んでいるという人も少なくないみたいなので、両立が可能なのか?というお話をしています。
両立は厳しい!
とりあえず結論から言えば漫画家と小説家を「同時」にこなすのは体が二つないと難しいです。
どちらもプロとなると出版社と契約して、やっていくわけですよね。
当然それぞれの作品の納期というのもあるわけです。
一本だけでも徹夜しながらやっとこさギリギリで出せるのが連載漫画の業界です。
それで小説も掛け持ちとなったら間違いなく、破綻します。
漫画書きの過密スケジュールについてはこちらがわかりやすいでしょう。
小説家←→漫画家
両立は無理でも転身ならありでしょう。
小説家としてずっとやってきたけど、漫画家としてデビューしたくなった。
こういう人は別に珍しくありません。どちらも物語をつくる仕事ですしね。そこに絵があるかないかです。
逆に漫画家から小説家というのもありです。
しゃばけで有名な畠中恵さんは漫画家から小説家になりましたね。
あとは漫画原作者になるというのも良いですね。西尾維新さんとかまさにジャンプでそれをやってましたよ。めだかボックスは人気がでてアニメ化もされました。
まあどのタイプにしろ漫画と小説というのは求められる能力が共通しているので、転身しようと思えばいくらでも出来ると思いますよ。
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